2014年2月4日火曜日

TKAをいかにプロトコール通りにすすめていけるか?

TKAは

術創部の熱感、腫脹の有無、動作時と過重時の痛みにあわせて訓練すすめていきます。

術後1週間は投薬コントロールとIcingを病棟にて徹底してもらいながら、
痛みにあわせて訓練内容を適宜変えていきます。
 
 

どんどん膝の状態が変化するので、痛みなく、いい反応のリハは
 
 
「いいですね。」
 
 

とほめてそのまま訓練。

痛みがでる場合は、「どこが気になりますか?」

と聞きながら、その場所や度合いを確認。
 
 
それにあわせて、
 
 

提案「じゃあこの練習は?」

 
 
反応のいい方法を伝えていきます。
 
 
例えば、運動時が強ければ、荷重トレーニングを優先。
 
OKCが痛ければ、CKC.その逆もしかりといった感じです。
 
 
 

毎日のリハビリの中で状態のどの部分がかわってきたか?

ROM? lag? 歩行量? 動きの質?
 

今後は順調かどうか?をチェックしながら、的確に伝えていくこと。

 

同じTKAであっても、人によって反応がまちまちなので、
 
 
3週間という期間を使ってROM120°杖歩行自立にもっていけばいいと考え、
 
無理なくすすめていっていました。
 
 
その際に手術中の角度は何度曲がっているのか、
 
曲げるために必要な制限因子は何なのか?、
 
本人の訴えは何か?を丁寧に確認すれば、ほとんどがよくなります。
 
 
ただ、その確認をきっちりと最初の1週間で確立できるかが勝負だと思います。
 
 
 
ただただ良くなっていってしまう場合もありますが、
 
 
セラピストとして、どこがよくなったのかの声かけフィードバックは忘れずに。
 
 
 
どこが良くなっているのか、意外と本人達は自覚していないので伝えてください。