2014年3月9日日曜日

理学療法士が起業!専門家が開設するリハビリ特化型デイサービスの軌跡

「理学療法士が起業!専門家が開設するリハビリ特化型デイサービスの軌跡」

新しくブログをつくりました。

何も知らなかった理学療法士が起業するにはどうしたらいいのか?

今後、起業する人が増えてくるであろう中で、

少しでも役にたてればと思います。

リンクはこちらです。今後ともよろしくお願いします。
http://recoverytimez.blogspot.jp/

2014年2月4日火曜日

TKAをいかにプロトコール通りにすすめていけるか?

TKAは

術創部の熱感、腫脹の有無、動作時と過重時の痛みにあわせて訓練すすめていきます。

術後1週間は投薬コントロールとIcingを病棟にて徹底してもらいながら、
痛みにあわせて訓練内容を適宜変えていきます。
 
 

どんどん膝の状態が変化するので、痛みなく、いい反応のリハは
 
 
「いいですね。」
 
 

とほめてそのまま訓練。

痛みがでる場合は、「どこが気になりますか?」

と聞きながら、その場所や度合いを確認。
 
 
それにあわせて、
 
 

提案「じゃあこの練習は?」

 
 
反応のいい方法を伝えていきます。
 
 
例えば、運動時が強ければ、荷重トレーニングを優先。
 
OKCが痛ければ、CKC.その逆もしかりといった感じです。
 
 
 

毎日のリハビリの中で状態のどの部分がかわってきたか?

ROM? lag? 歩行量? 動きの質?
 

今後は順調かどうか?をチェックしながら、的確に伝えていくこと。

 

同じTKAであっても、人によって反応がまちまちなので、
 
 
3週間という期間を使ってROM120°杖歩行自立にもっていけばいいと考え、
 
無理なくすすめていっていました。
 
 
その際に手術中の角度は何度曲がっているのか、
 
曲げるために必要な制限因子は何なのか?、
 
本人の訴えは何か?を丁寧に確認すれば、ほとんどがよくなります。
 
 
ただ、その確認をきっちりと最初の1週間で確立できるかが勝負だと思います。
 
 
 
ただただ良くなっていってしまう場合もありますが、
 
 
セラピストとして、どこがよくなったのかの声かけフィードバックは忘れずに。
 
 
 
どこが良くなっているのか、意外と本人達は自覚していないので伝えてください。

2014年1月5日日曜日

安心と信頼が生まれるポイントは意外な所にあった。

自分の仕事の仕方において、

1安心 「こいつは大丈夫。」と任せてもらえる事
2礼儀ただしさ 目上の先輩への敬意
3パフォーマンス 理学療法士としてのスキルを提供
4効率 待たせない、タイミングよく次のメニューへ



この順番で行動していることが重要だな。

と日々感じているのですが、



じゃあ安心安全だな

ってどこで感じるものなのか、ずっと疑問だったんです。

こないだ食事に行ったときに、はっと気づいたんです。

比較的お気に入りのハンバーガーレストランに行ったときの事です。

出てきたご飯はいつも通り、おいしかったんです。
好きなオニオンリングとトロピカルマンゴージュースがなくなっていたのが、少し残念だなと思いながら、会計したんです。

その時なんです。
閉店時間なのもあって、レジのお兄さんはレシートまとめをしていました。

僕らが伝票を渡したとき、無言でレジをうちはじめ、何もしゃべらないんです。

ありがとうございました。
2420円になります。

そんな一言の声かけがなかったんです。

面倒くさそうな、その対応に僕は一気に不信になりました。

ご飯はおいしかったです。

でもだんだん小汚なくなるお店に、店員の対応の悪さに、僕は不安を覚えてしまいました。

その時にはっ!と気づいたんです。

そうだ。
この声かけだ!!

ありがとうございました。

この一言があれば、
僕は気持ちよく帰れただろう。

今日の食事はいかがでしたか?

その声かけがあれば、
もっと安心できただろう。

サービスを提供するとは、この声かけなんだな。

どれくらい相手の気分に気を配ったのか?

そこに尽きると思った。


新人の時は、


スキルがあって、いいリハビリをしていく事が第一で、
礼儀正しくいけば、信頼してもらえると思っていて、


とにかくスキルアップ、スキルアップ!!

そればっかり考えて、研修に行ったり、毎日9時まで勉強。
 

納得できない時は24時すぎまで勉強することだけ!に明け暮れていました。



でも一番大事な事。それは安心してもらう事、信頼してもらえる事からであり、



 その安心とは声かけ。
礼儀ただしさとは挨拶。
パフォーマンスははリハビリ。
効率はマニュアル

だと感じています。


「こいつは信用できない。」


そう思う人から教わるリハビリの提供は、どんなに優れていようとも、


その患者さんには届かないからです。



一つの疑問を気にかけて、意識していると、
答えは自分が関わる相手が、患者さんが教えてくれます。