2013年5月7日火曜日

ベッドサイドの脳血管疾患の患者さんを離床する際にチェックする事は。。。

ひさしぶりの投稿です。
現状ストックしてあるデータをすべて書きあげていきます。

安静度が車椅子まで可(主治医に確認)である時。

まずは看護師さんに

「今日すでに車いすに乗ってますか?」

と確認します。

先に車いすに乗ってる場合があります。

その際に「どれくらい乗れましたか?」と時間を確認します。

30分車いすに乗れる事がベッドサイドリハ→訓練室でのリハへ移行する目安になるからです。

その後、

本人の。。。。。

・意識状態 JCS、GCS (両方で確認)。またミトンや体幹抑制の有無です(危険行動の目安)
・バイタル(血圧、酸素、体温のチェック)
・薬剤やベッド回りの環境を確認します。酸素量、CV、バルーンの有無等です。

チェックする順番は別にありますが、チェックする項目として

・血圧 安静時、端座位時、車いす時、5分後、10分後、15分後、20分後
・呼吸 安静時、運動時との違い
・運動機能
 麻痺。Br.stage (重度であれば肩の亜脱臼を~横指で表記。離床時は三角筋を装着)
 反射:クローヌスあるいは被動性での筋緊張の亢進の有無
 ROM:筋緊張によって制限がでていないかどうか(臥位でチェック)
 筋力:ブリッジの不可、座位での膝伸展の不可
 端座位バランス:静的保持不可。姿勢のチェック(ex:やや麻痺側前方シフトや
            セッティングすれば正中位保持可etc)

だいたいこれを30-40分でチェックします。

これをテンポよく、そして患者さんの状態をチェックしながらやるのが、最初はかなり大変でした。

僕もできているとは思わないですが、こういう不安定時の患者さんをみる際は、


「せめて自分の手際くらいはきっちり決めておけば、余裕を持って対応できる。」


と思っています。何よりお互いに安全だと思います。


この辺りを実技を交えて、お話できるのが一番いいんですけどね。。。。。。。