自分の仕事の仕方において、
1安心 「こいつは大丈夫。」と任せてもらえる事
2礼儀ただしさ 目上の先輩への敬意
3パフォーマンス 理学療法士としてのスキルを提供
4効率 待たせない、タイミングよく次のメニューへ
この順番で行動していることが重要だな。
と日々感じているのですが、
じゃあ安心安全だな
ってどこで感じるものなのか、ずっと疑問だったんです。
こないだ食事に行ったときに、はっと気づいたんです。
比較的お気に入りのハンバーガーレストランに行ったときの事です。
出てきたご飯はいつも通り、おいしかったんです。
好きなオニオンリングとトロピカルマンゴージュースがなくなっていたのが、少し残念だなと思いながら、会計したんです。
その時なんです。
閉店時間なのもあって、レジのお兄さんはレシートまとめをしていました。
僕らが伝票を渡したとき、無言でレジをうちはじめ、何もしゃべらないんです。
ありがとうございました。
2420円になります。
そんな一言の声かけがなかったんです。
面倒くさそうな、その対応に僕は一気に不信になりました。
ご飯はおいしかったです。
でもだんだん小汚なくなるお店に、店員の対応の悪さに、僕は不安を覚えてしまいました。
その時にはっ!と気づいたんです。
そうだ。
この声かけだ!!
ありがとうございました。
この一言があれば、
僕は気持ちよく帰れただろう。
今日の食事はいかがでしたか?
その声かけがあれば、
もっと安心できただろう。
サービスを提供するとは、この声かけなんだな。
どれくらい相手の気分に気を配ったのか?
そこに尽きると思った。
新人の時は、
スキルがあって、いいリハビリをしていく事が第一で、
礼儀正しくいけば、信頼してもらえると思っていて、
とにかくスキルアップ、スキルアップ!!
そればっかり考えて、研修に行ったり、毎日9時まで勉強。
納得できない時は24時すぎまで勉強することだけ!に明け暮れていました。
でも一番大事な事。それは安心してもらう事、信頼してもらえる事からであり、
その安心とは声かけ。
礼儀ただしさとは挨拶。
パフォーマンスははリハビリ。
効率はマニュアル
だと感じています。
「こいつは信用できない。」
そう思う人から教わるリハビリの提供は、どんなに優れていようとも、
その患者さんには届かないからです。
一つの疑問を気にかけて、意識していると、
答えは自分が関わる相手が、患者さんが教えてくれます。