2014年1月5日日曜日

安心と信頼が生まれるポイントは意外な所にあった。

自分の仕事の仕方において、

1安心 「こいつは大丈夫。」と任せてもらえる事
2礼儀ただしさ 目上の先輩への敬意
3パフォーマンス 理学療法士としてのスキルを提供
4効率 待たせない、タイミングよく次のメニューへ



この順番で行動していることが重要だな。

と日々感じているのですが、



じゃあ安心安全だな

ってどこで感じるものなのか、ずっと疑問だったんです。

こないだ食事に行ったときに、はっと気づいたんです。

比較的お気に入りのハンバーガーレストランに行ったときの事です。

出てきたご飯はいつも通り、おいしかったんです。
好きなオニオンリングとトロピカルマンゴージュースがなくなっていたのが、少し残念だなと思いながら、会計したんです。

その時なんです。
閉店時間なのもあって、レジのお兄さんはレシートまとめをしていました。

僕らが伝票を渡したとき、無言でレジをうちはじめ、何もしゃべらないんです。

ありがとうございました。
2420円になります。

そんな一言の声かけがなかったんです。

面倒くさそうな、その対応に僕は一気に不信になりました。

ご飯はおいしかったです。

でもだんだん小汚なくなるお店に、店員の対応の悪さに、僕は不安を覚えてしまいました。

その時にはっ!と気づいたんです。

そうだ。
この声かけだ!!

ありがとうございました。

この一言があれば、
僕は気持ちよく帰れただろう。

今日の食事はいかがでしたか?

その声かけがあれば、
もっと安心できただろう。

サービスを提供するとは、この声かけなんだな。

どれくらい相手の気分に気を配ったのか?

そこに尽きると思った。


新人の時は、


スキルがあって、いいリハビリをしていく事が第一で、
礼儀正しくいけば、信頼してもらえると思っていて、


とにかくスキルアップ、スキルアップ!!

そればっかり考えて、研修に行ったり、毎日9時まで勉強。
 

納得できない時は24時すぎまで勉強することだけ!に明け暮れていました。



でも一番大事な事。それは安心してもらう事、信頼してもらえる事からであり、



 その安心とは声かけ。
礼儀ただしさとは挨拶。
パフォーマンスははリハビリ。
効率はマニュアル

だと感じています。


「こいつは信用できない。」


そう思う人から教わるリハビリの提供は、どんなに優れていようとも、


その患者さんには届かないからです。



一つの疑問を気にかけて、意識していると、
答えは自分が関わる相手が、患者さんが教えてくれます。