よく感じる事ですが、は学生さんはとりあえず評価用紙を埋めるために
評価を個別に細かく行って、その内容をダイナミックな起居動作や歩行とつなげて考えられず、
評価のための評価をしているなとおもう事があります。
それはぼくも自分自身が学生や新人の頃、
自信がなくて必要以上に評価してしまった経験があるからです。
本来評価とはどこに機能障害の影響がでているのかを考えるものであるべきなのに、
評価のための評価を1つ1つを個別に考えてしまい、動作と関連づけられていないんです。
極端な言い方をします。
評価で「できない」事や「機能障害」があってもいいじゃないですか。
大切なのは患者さんのニーズに対して
「どうやってできるようになるのか」に応えていく事だと思います。
たとえば、麻痺側にクローヌスがでていたとします。
しかしそれが立ち上がりや歩行訓練中に動作の障害にならなければ、
あまり考慮する必要はないと思います。
しかしその症状が立位バランスを崩したり、歩行Swing時に
つまづき動作がでるような歩行障害を呈したら、装具を着用するなどの考慮は必要です。
評価はあくまでも機能障害がでてくるであろう症状を考慮し、リスク管理をして
ダイナミックな歩行訓練などでチェックします。
この時点でこの歩行は評価であり、またすでに治療になっています。
初期評価時にはベッド上でありとあらゆる評価をしてしまいたくなる。
しかし治療自体が評価であり、問題点の抽出であり、
評価項目はあくまでもその手段なだけだと思ってます。
少し難しいいいまわしでわかりにくいかと思いますが、
要は治療と評価は別物ではない、という事です。
たとえば麻痺の影響が強いのか、失調なのか、微妙に迷う時があります。
そんな時に考える事は
麻痺だったら、回数こなすと出力が減弱していくな。
失調だったら、最初からコントロールできないだろうな。
患者さんのコメントも違ってきます。
麻痺なら「手足が重い」って話すし、
失調なら「思うように動かない」
って話す事があります。あくまでも一例ですが。
検査レベルでは症状なくても
立位や歩行になってはじめて症状が顔を出す場面もあるので
評価と治療を分けて考えずに疾患からイメージをもって、
動作での障害を見逃さないようにその時の反応をとらえていきたいなと思ってます。
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