やっとこれをかけるタイミングになりました。
お待たせしました!!!・・・・・
あ。待ってないですね。勘違いしてすいません。
何かの治療の足しになれば幸いです。はい。
治療はその人によって異なるので一概には言えないですが、
「初期評価」編で書いた時の患者さんを想定して話をすすめます。
o.被殻出血
1.意識状態:クリア。年齢もクリアだがDMあり。
2.Br.Stage:下肢Br.stage Ⅱ-1 健側筋力 5レベル
3.座位バランス:手で支えれば静的保持可
4.筋緊張・腱反射・クローヌス
安静時でかなりトーンが高く、クローヌスも膝・足ともに著明
5.ROM・深部感覚
ankle df 0(passive) SLR 45°
深部感覚は重度鈍磨
6.寝返り動作:上肢介助して中介助
まず考える事は出血なので血腫がひけば改善早いかなと考えます。
感覚としてですが、やはり梗塞よりは出血の方が直りが早い印象があります。
既往にDMがある事を考慮するとやや疲れやすいだろうなと想定します。
また訓練を考える時、筋緊張を増悪させないように麻痺促通exを考慮する事、
深部感覚障害があるので、視覚的なフィードバックを鏡を用いて行う事、
寝返り時に上肢を忘れるので亜脱臼しないように注意していきます。
その中で訓練メニューとしては
麻痺促通ex・寝返りex・端坐位exを体力にあわせて10回を目安に実施します。
麻痺促通exでは徒手で内転と股屈曲だけを実施しました。理由は徒手exにて筋緊張があがってきたからです。途中から内転exでもトーンupしてきたので股屈曲のみを実施していき、
動作訓練を通しての筋力増強に切り替えました。
ROMexでは足背屈・SLRexを30秒以上かけて筋が緩むのを待ちます。
Ⅰb抑制の生理現象を期待しているからです。そして終わる際にはゆっくりと戻します。
クイックな刺激は筋緊張を誘発してしまうからです。意外と重要だと思っています。
寝返りexでは端座位バランスの向上を目的に実施します。
寝返りをくりかえす事で体幹の協調性をあげていきたいからです。
適宜休憩をいれながら、次に端座位exを実施。その際は鏡を前に用意しています。
膝周囲もハンドリングでサポートしたりと適宜assistを加えていきます。
その時のupしてくる反応によりますが、
静的保持→外乱ex→動的バランスex(体幹を前傾する訓練:最初はassist→徐々にactiveへ)と
徐々にレベルupしていきます。
その後、端座位exにて外乱にて保持できるようになってきた所で立位exを実施します。
特にこの患者さんは立位になるとgastroの筋トーンがあがってきてしまい、
立位バランスに大きく影響をだしたため、AFO装具で抑制をかけながら実施しました。
筋緊張の考え方としては、その筋緊張が動作上での阻害要因になる場合は考慮にいれますが
ただ臥床位にて筋緊張が高くてもあまり気にしていません。
この場合は最初は静的保持がやっとですが、あえてそこから体幹と患側下肢を全介助してでも
手すり把持してもらい、腱側の足をあげて、患側荷重exを実施していきます。
何かしらの感覚フィードバック(振動感覚・荷重感覚etc)を促通していく事で、
新しい身体の状態を把握してもらい、要領を得てほしいからです。
その訓練をつづけていき、軽介助になってきた所で歩行訓練に入りました。
(本当は全介助でもknee Braceつけてでもやりますが、この方は80kg以上あったので
安全面を配慮しました。)
歩行訓練も最初は1往復から。徐々1往復×3セット。3往復×3セットと漸増的にあげます。
そのタイミングですが、やはり訓練時間は限られているので、どの訓練に重きを置くのかは
その人の状態によります。
寝返り・起き上がり・トランスファーは軽介助まで到達していたら歩行量をどんどん増やします。
起居動作ができていないのに歩行訓練に時間をかけるのは効率的じゃないと思ってます。
今回は訓練の中身を考慮していきました。
やり方・考え方は人それぞれです。どんな方法でもいいと思います。
ただ、いつも心にとめる事は
本人とその家族が望むゴールを最大限に考慮していく事であり、
その目標から逆算して考えていく事。
歩きたい。その目標は到達可能なのか?現実的か?現実可能だろう。でも。。。。
3カ月かかるな。そう判断したら、
1か月でどこまでできるようにしていこう。
1週間でじゃあここまでできるようになってほしい。
だとしたら、今日1日のリハビリで
ぼくはどこまで訓練時間の作り方と訓練「内容にこだわってリハビリしていけるんだろうか。
自然回復があるので、どんな内容でも改善するとは思いますが、
やっぱり自信を持って、いいものを提供したい。
そんなこだわり、プライドを持って仕事したいなっていつも思います。
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