2012年7月24日火曜日

評価と治療の着眼点とは~実習生に伝えている事part4

実習生は、機能評価をしていると悪いところがあると全部治したいという気持ちが強くなってしまい、治療の優先順位がわからなくなる時があるようです。
ぼくも新人の時、同じように思ったのですごく共感できました。
ではその感覚を持っていたぼくが今はどのように考えているのか?

ポイントは3つ。
1今回の入院で悪くなった所を重点に評価し、訓練プログラムを組む事、
2今までの既往歴はリスク管理としてとらえる事。
3できない事よりもできる能力upと動作獲得に目を向ける事

です。
1今回の症状で悪くなってます。必ずリハビリで改善します。
 100%改善するのは困難ですが、99.9/%に向けて実施します。
2これは基本的にはよくなりません。
 しかしチェックする必要あります。
 CVAあれば、運動機能、バイタルのチェック、危険行動の有無
 PDであれば訓練時間の考慮
 ガンopeなら低体力になっている事、
 骨折歴多ければ、転倒に注意
などなど、その疾患は訓練中に考慮します。
3うまく言えませんが、急性増悪の時など
 ネガティブにとらえる人もいます。これができるよ。よくなっているね。
 必ずほめます。すぐほめます。具体的にほめます。そのあと、もう少しこうできたらさらにいいねと
 修正します。

 
 
すごく当たり前の事かもしれませんが、重要な視点だと思います。
そしてその人にとって今何が一番必要なのかを考えて、
その問題点に対して優先付けをして、限られた訓練時間の中で治療する事。

能力評価、その予後、ゴール設定を考慮して治療のプログラムを考えてほしい。

能力評価は初回で判断。
予後の評価は訓練1日目、3日目、7日目の伸びしろで判断。
ゴール設定には能力に到達するまでにどれくらいの日数がかかるのかを判断します。

具体的にいえば、
自宅退院であれば、自宅の環境を聞きこんで、なんとかできる移動能力にこぎつける事
回復期転院であれば、機能up訓練を重点的に訓練し、基本動作の習熟に努める事です。

内容がややあいまいですが、
言いたい事は着眼点を持って、相手のゴールに向かって、
社会適応に向かって、長期的な視点を持って、
そのためにリハビリでアプローチをする手順はどうしていくのが適切なのかを
常に検討していく事が重要だと思います。

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